
もくじ
1. ごあいさつ
3. テストも大変?
4.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編をおおくりします。
いよいよ、青森のキャンパスにも引越しして、さあいよいよ授業開始。
獣医学部の授業ってという話をしてみようと思います。
ちなみに、低学年と高学年と変化していくので今回は低学年の授業についてのお話です。
獣医学生たちの授業開始、勉強って大変?
みなさん、大学生といえば、どんなイメージがありますか?
授業は選択制で、勉強よりサークル、バイト、遊んでて楽しそうというイメージはないでしょうか?
実は、獣医学生はイメージとはちょっと違うキャンパスライフを送っています。
まず、選択できる授業はほとんどありません。
学年全体で授業を受けるので、ずっと同じメンツで行動します。(大学によって違うかもしれないですが)
うちの大学でいうと、午前中は座学と言って机に座って授業を受けます。
低学年の科目は基礎系という分野で、生理学、生化学、微生物学などです。
そして、午後は同じ基礎系科目の実習という授業があって、いわゆる実験を班に分かれて行います。
ちなみにこの実習は毎回レポート提出があります。
そんなこんなしているうちに、夕方になっているので、そこからサークルや部活をしたり、お家に帰ったりというのが1日になるので、空き時間に遊んだり、代返して授業をサボったりできるような感じはほぼないと思います汗
テストも大変?
テストは前期、後期に分けて年2回あります。
このテストが過酷で、1科目に対して分厚い教科書1冊分が試験範囲、それが何冊分ですか!?という試験が待っています。
4〜5日に分けて1日2〜3教科の試験があるので頭をフル回転、前日はほぼ寝ずに暗記することになります。
もちろん、過去問も回ってきたり、1冊丸々隅から隅まで暗記するというわけではないのですが、かなり膨大な量が何教科もあるので、いかに効率よく勉強できるかと暗記できるかがものすごく重要です。
あとは、友達同士で勉強しないと心が折れるので、試験前になるとファミレスでよく勉強してました。
完全に理系の人は、結構試験を落としていたので、何より暗記する能力が大切だと思います!
獣医学科は理系というより文系です!!
最後に
この勉強に関しては、かなり鍛えられるなと思います。
私も、あまり受験勉強を頑張れた方ではなかったですが、入学後の勉強量を思うと、この勉強を受験生の時にできていたらどこでも受かったかも…と思いました。
いわゆるキャンパスライフに憧れている方は、獣医学科にはそんな楽しいものはないかもしれない…と思っていただけたらと思います(笑)
都会の獣医学科は違うのかな??
それではまた次回のコラムで!

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ