
もくじ
1. ごあいさつ
2.いち女性獣医師の獣医師のキャリアに対する感想6(女性が不利なところ)
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第40弾をおおくりしたいと思います。
少し間があいてしまいましたが、今日は女性で良かったと思うことに引き続き、女性で不利だなと思ったことというテーマでおおくりしたいと思います。
いち女性獣医師の獣医師のキャリアに対する感想6(女性が不利なところ)
獣医さんという職業自体は女性も男性も働き方がかわらない職業の一つかもしれません。
女性でも男性でも同じ数の患者さんを見ますし、同じ手術をします。
ただ、同じ仕事内容だからこそ、男性と比べてしまうこともあるかもしれません。
ご想像がつくかもしれませんが、まず第一に体力です。
獣医さんはお医者さんの診察と違って座って診察することはまずありません。
基本ずっと立っていたり、走っていたりします。
病院にもよりますが、時には朝7時、8時から夜の21時、22時まで休憩する暇がない…ということもあります。
やっぱりそこで羨ましくなってしまうのが体力です。
他の職業の女性に比べると慣れている分、体力がある方と自負していても、同僚の男性と比べてしまうと羨ましくなってしまうものです。
それに付随して(?)、身だしなみも羨ましいなと思っていたものの一つです。
夜も病院にいてそのまま朝から診察というヘビーな日だと、もう身だしなみに気を使いたくない!と思ったりするのですが、周りの目がどうしても気になってしまって、起きてそのままとはどうしてもいかないものです。
その点、男性獣医師だと寝癖がついていてもチャームポイント?になってしまったりするので、いいなと思っていました(笑)
その他、力も同様です。
最近は小さな動物さんが多いのでまだいいのですが、小型犬でもダックスフンドさんとかの抜歯とかになると、結構根本がしっかりしていてなかなか抜けない…なんてこともあります。
それに、動物さんは本気を出すとすごい力があるので、オスネコさんに本気で抵抗されたら、女性だと力負けしてしまうこと間違いないです。
ましてや、中型犬になろうものなら引きずられてしまうので、悲しいかな女性の力ではコントロールできません。
あとは体調の波が少ないことですね。
どうしても女性だと、ひと月のうちにホルモンバランスがかわるので体調の波があったりします。
私から見ると、男性は安定しているなと思うので羨ましいです。(女性獣医師、看護師さん共に立ってるのがしんどそうだったり、顔色が悪い人に結構会うので、そういうときはソッと察するようにしています)
もちろん、出産などによるブランクも大変です。
どうしても手を動かしたり、考えたりする仕事なので、しばらく使っていないと自分の思っているように手が動かなかったり、思考回路が鈍くなっているなと感じたりします。
勘を取り戻すのが大変なのと、どうしてもその時期は足踏みしたりしてしまうので、職業的には不利に思えてしまうこともあると思います。
ちなみにこの中で、私が羨ましい度を判定するとしたら一番はホルモンバランスを上げたいです(笑)
人にもよるかもしれないですが、動物病院はただでさえバタバタするので皆んなイライラしやすいのに、PMSの時期は…本当にしんどい…
自分のイライラをコントロールするのもそうですし、人のイライラを見ていてもそう思うのですが、
冷静に考えるとイライラすればするだけパフォーマンスが落ちるのに、たったピコグラム(1兆分の1g)だかナノグラム(10億分の1g)だかののホルモンに打ち勝てないなんて!と嘆きたくなります(笑)
最後に
なんというか、体ももちろんしんどいというのもあるのですが、性格とかシュチエーションのせいじゃなくて理不尽にイライラしている自分に気づいて、しかもそれをコントロールできないときが一番嫌ですよね。。
皆さんはPMSとどうお付き合いしていますか?
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ