獣医さんのコラム(228)獣医さんが解説する保険があって良かったと思う若犬の病気3選

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんが解説する保険があって良かったと思う若犬の病気3選

  アレルギー性皮膚炎

  骨折

  ・膝蓋骨内方脱臼

 

 

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

本日は保険の問題に関わるお話をしたいと思います。

若いと病気なんてしないし、保険料が高いし解約しようかな?というのはよく聞く話なのですが、実は若いわんちゃんが患う病気もあり入っていて良かったと言われることもままあったりします。

そんな病気を3つご紹介したいと思います。

獣医さんが解説する保険があって良かったと思う若犬の病気3選

アレルギー性皮膚炎

保険に入っておいて良かった病気の代表格がこのアレルギー性皮膚炎です。

純血種、MIX問わず、アレルギー性皮膚炎の素因を持っているわんちゃんはとても多いです。

特に、本格的に治療が必要なアレルギー体質の子は3歳以下、早いと1歳以下で痒くなり始めることも多いです。

こうなってくると、アレルギー検査や日々の薬の投薬、通院が一生涯必要になってくるので、保険があって助かったと言われることも多いです。

逆に、少し歳をとってから保険に入ろうかなと思っている方でたまにある落とし穴が、どこかの病院でアレルギー疑いと診断されてしまっていたり、アレルギーと診断されないまでもアレルギーっぽい症状が保険に入る前からあったことがわかると、後から保険に加入しようとしたときに適応範囲外になります。

実は、たまにバレませんよね?と言われることがあるのですが、保険会社から電話がかかってくることがあるので、獣医さんは嘘の申告はできません。
そして後から、申告していなかったことが発覚した場合は保険金の差し戻し&退会ということもありえます。

骨折

骨折のコラムでも書いたのですが、骨折するのは圧倒的に1歳以下の子ということがわかっています。

これは、骨が未成熟で折れやすかったり、子犬のうちは思わぬ行動が多いということに起因しているのですが、本当にちょっとしたことで骨折することもよくあります。

そして、ほとんどの骨折は基本的に手術が必要になります。

手術になると地域にもよりますが20万円以上を覚悟しないといけないことが多いですし、成長期の骨折は複雑なケースもあるので、手術後も病院通いが長引くということも考えられます。

骨折もやっぱり保険に入っておいて良かったとよく言われる疾患かもしれません。

膝蓋骨内方脱臼

そして、整形の疾患からもう1つ、膝蓋骨内包脱臼も忘れてはいけません。

この疾患は、小型犬はかなりの割合で持っている先天的な骨格の問題で、軽度の子から重度の子まで様々いる疾患です。

これもアレルギー性皮膚炎と同様に、もともと持っているものなので、保険に入る前にどこかの病院で「膝蓋骨内包脱臼がありますね」と言われてしまうと適応外になってしまう病気です。

骨格の問題なので、治すとなると手術が必要な疾患でもあります。

ほぼみんなが持っているので手術になる子は一部ですが、グレードが極端に高い子を除き、獣医さんとしても小さいときに将来手術が必要かどうかを判断が難しいというのが正直なところです。

最後に

疾患とは呼びづらいですが、その他にも異物の誤食なども若い子に多かったり、若い頃から肝数値が高めで再検査を定期的にしないといけない子もいたりと、書き出すと色々あります。

保険に入る入らないは任意のものですが、やっぱり入っといて良かったというケースもあるので検討材料の一つになれば幸いです!

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

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