
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ

こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
今日は、わんちゃんがストレスを感じているときにどんなしぐさをするのかという話をしたいと思います。
病院では、来る子たち、みんな緊張しているので今日紹介するサインを本当によく見ます。
このサインをしているときは、緊張しているんだとわかると良いかもしれません。
獣医さんが解説するストレスのサイン

カーミングシグナル
わんちゃんが、急にあくびをしだして眠いのかな??と思ったことはないでしょうか?
実はそれは眠いわけではなく、カーミングシグナルというストレスサインのひとつかもしれません。
診察中や、知らない人に会ったとき、叱られたときなど、アレ?という場面でのあくびは、自分自身の緊張を和らげるための反応と言われています。
リップリッキング
これも緊張をしているときによく見る仕草の一つです。
舌を出して鼻をぺろっと舐めるという行動をいつもより頻繁にするのは、緊張のサインです。
ちなみに、緊張で診察台に滴るほど鼻水が出る子もいたりします。
身体をブルブル振るわせる
これは緊張するような場所から出てきた直後や、緊張がほぐれた瞬間に出ることがあるサインです。
緊張が緩んだ瞬間、水で濡れた身体をブルブル振るわせているときのように、身体を振るわせます。
診察室から出てきたわんちゃんがよくこの行動をしています。
目を逸らす・顔をそらす
これは想像しやすい行動かもしれません。
よそのわんちゃんに会って、お顔を見ようとしても顔を逸らされたり、目が合わないということは誰しも経験したことがあるかもしれません。
そういうものと思われがちかもしれませんが、これもわかりやすいストレスサインの一つで、敵意のなさを示して距離を取るための行動でもあります。
耳を後ろに倒す・尾を下げる
ストレスサインでもあり、不安や恐怖のサインでもあります。
人間や他の動物が大好きな子もいますが、他の人や他の犬が怖い子も多いので、尾が下がっていたり、撫でようとしたら耳を後ろに倒して目を閉じるというような行動があるときは、そっとしておいてあげてくださいね。
最後に
よく見る行動もあれば、意外とストレス行動と気づかないような行動もあるので、何個かご紹介してみました。
病院では本当に頻繁に見る行動なので、意識してみてみてもらえるとこれだ!と思うと思います。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ