
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第49弾をおおくりしたいと思います。
今回はズバリ『勉強』についてのお話です。
獣医学生のときは、とにかく勉強が大変だったというようなことを何回も書いていたと思うのですが、じゃあ、獣医になった後は?というようなことをお話ししたいと思います。
獣医さんになってからも勉強する?
コラムで書いた通り、大方の獣医学生は勉強に苦しめられます、、
とにかく覚える量が多いので、特に100%理系脳の人はつらい…
じゃあ、獣医になったらどうなるの?という話なのですが、もちろん新人のうちは、ノートにまとめたり暗記したりといったいわゆる学生的なお勉強をしていることもあると思うのですが、基礎的なことを覚えた後はちょっとかわってきます。
なぜなら、学生のときのように椅子に座って考えて答えを紙に書くような場面がなくなるからです。
獣医さんになってから必要なのは、瞬時に知識を引き出して、その知識を使って判断することになるので、テストで答えを書くために何かを覚えるのとは少し違って、身に染み込んでいないと使えないというところなのかなと思います。
言葉にするのは難しいのですが、短期記憶から長期記憶になって、それがさらにすぐに引き出せるような状態にスタンバイできていないといけない場面が出てくる感じでしょうか?
例えば、飼い主さんに説明しているときには台本があるわけではないので、色々な知識をその場で引き出しながら話を組み立てて口から出さないといけません。
また、救急の場面ではその時起こっていることと自分の知識を結びつけてすぐに何をすべきかを出てこないといけません。
特に、緊急のときなどは慌てているので、うっすら覚えているようなことだと絶対に出てこないのでしっかり染み込んでいないと動けなかったりします。
なので、資格試験などのときに机に向かって勉強することはあるものの、どちらかと言うと教科書や獣医雑誌などを読んで知識をインプットした後に、実際に診察でアウトプットするというサイクルを繰り返して、知識を刷り込んでいくというような勉強方法にかわっていく感じになります。(インプット→アウトプットを繰り返しているうちに自然に覚えているといった感じでしょうか?)
なんというか知識を覚えていくというのもそうなのですが、覚えていることと行動が連動していないとなかなか実際の場面に立ったときに身体が動かないので、知識を刷り込みつつ自然に体が動くように頭と身体の訓練を同時にしているみたいなイメージでもあったりします。
なんとなくイメージは伝わったでしょうか??
ちなみに私は、そんなにお勉強が好きな方ではなかったので、学生時代のお勉強より身体を動かして染み込ませていく方が楽な気がしています(笑)
最後に
皆さんはテストのときに覚えたことをどれくらい覚えていますか?
私はほぼ全て忘れてしまう方なので、学生時代に習ったやんと言われると、………とよくなっています(笑)
どうも身体を動かす方が向いているようです。。
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ