獣医さんのコラム(番外編80)獣医さんがリクガメに遭遇した話

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんがリクガメに遭遇した話

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

本日は、箸休め的番外編第80弾をおおくりしたいと思います。

職業柄、動物には普段から興味があるのですが、自分が診察しているのは犬・猫なので、基本的には犬、猫と出会ったとしてもウサギ、ハムスターくらいが多いです。

でも、たまに普段会わないような動物にも出会うことがあります。

今日はそんなエピソードをご紹介しようと思います。

獣医さんがリクガメに遭遇した話

私は、犬・猫を専門としているので、基本的には他の動物への遭遇確率はそんなに多くないですし、一般の人よりは専門外の動物でも知識はある方ではあるものの、特殊なものになってくると知らないこともたくさんあります。

そんな中でも最近、立て続けて遭遇した生き物についての話をご紹介したいと思います。

その動物とは『リクガメ』です。

リクガメといえば、動物園で展示されているのを見るというイメージですよね?

でも、実は自宅で飼っている方もいらっしゃって、兵庫の公園で子どもと遊んでいたらお散歩に来た1mくらいあるリクガメと遭遇したことがあります。

そのカメを子どもたちは大喜び追いかけまわしていましたが、我関せずでずんずん公園の中を歩き回っていました。

やっぱり、爬虫類は犬・猫とは違って人には懐かず唯我独尊なんだなぁと思った記憶があります。

そこから少し時が経って、つい最近、またリクガメに遭遇しました。

今度は動物病院で、カップラーメンの汁をかぶって火傷したという主訴で来院したカメさんでした。

今度のリクガメさんは、70cmくらいのカメさんでしたが、連れてきた方を見ても、なんでリクガメを飼っているんだろ??と思うような方だったので、自分の患者さんでもないのについつい深掘りカメトークをしてしまいました。

その話によると、実はこのリクガメはおばあちゃんのカメさんだそうで、おばあちゃんを引き取るのと同時にリクガメさんもお家にやってきたんだそうです。

おばあちゃんがリクガメ!?とこれまた驚いてさらに深ぼってみると、

その昔、お孫さんがノリで(?)買ってきて、飼えなくなったのをそのおばあちゃんが引き取って以来、三十年以上連れ添っているとのこと。

ちなみに、病院では前に遭遇したカメさんと同様にしれっとしていて我関せずという感じでしたが、お家ではおばあちゃんに懐いていて寄っていって、ごはんをねだったりもするそうです。

カメにも歴史あり、そしてカメも人に懐くというのを知れて大変勉強になりました(笑)

そして、最後に、自分も小学生のときに「絶対にお世話をするからと動物を飼ったことがあるので人のことは言えないのですが、安易に動物を飼ってはいけないですね汗

特に、リクガメはやめといた方が良さそうです汗

最後に

ちなみに、ヤドカリも飼いたいと言われても、心を鬼にして断った方がいいかも知れません。

一時期、流行っていてよく見かけたのですが、ヤドカリも寿命が長くてときには30年生きることも…

ずっと連れ添えるといいのですが、流石に30年間は何が起こるかわからないというのがネックですよね。。

それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

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