
もくじ
1. ごあいさつ
・カタバミ
・タンポポ
3.最後に
ごあいさつ

こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
昨日に引き続き、お散歩中によく見る雑草の毒性についてまとめてみました。
今日は後編です。
よくお腹を壊す子はお散歩コースにこういった雑草がないかチェックして見てくださいね!
お散歩中に食べちゃう?雑草の毒性!②

ホトケノザ

開花期:3~6月
シソ科オドリコソウ属
基本的に毒性はなし
春の七草のホトケノザは違う草なので食用ではない
基本的に毒性なし
カタバミ

開花期:5~9月
カタバミ科カタバミ属
葉の形が似ていますがクローバーとは違う草です
シュウ酸カルシウムを含むのでシュウ酸カルシウム結石ができやすい子は注意
軽度で流涎、嘔吐、下痢
重度で震えや腎不全を起こす(死亡することもある)
タンポポ

開花期:3~9月
キク科タンポポ属
基本的に毒性なし
ヤブガラシ

開花期:6~8月
キク科ムカシヨモギ属
ヤブガラシの蜜は昆虫を寄せやすい
シュウ酸を多量に含んでいるので結石が出来やすいわんちゃんは注意
基本的に毒性なし
最後に
代表的な草を取り上げて見ました。
食べないでくれるのが1番ですが、どうしても食べちゃうという場合は食べて良い草に注意しましょうね。
活用していただければ嬉しいです!
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ