
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ

こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
我が家も猫と犬が同居していた時期があるのですが、しょっちゅう、わんちゃんのキャットフード盗み食い問題に悩まされていました。
やっぱり、わんちゃんも脂っこくて味の濃いものが好きですよね。
本日は、キャットフードがダメな理由を解説したいと思います。
なんでわんちゃんにキャットフードをあげちゃダメなの?

わんちゃんとねこちゃんは別の生き物
昔は、ねこちゃんは小さい犬のような扱いをされていたこともあったのですが、最近はわんちゃんとねこちゃんは全く違う生き物なことが見直される動きがあります。
実は、わんちゃんは人間と同じ雑食動物なのですが、ねこちゃんは肉食動物に分類されます。
ねこちゃんは甘みを感じず、果物に含まれる果糖を分解する酵素もありません。
体の中でタウリンというアミノ酸を十分に合成することもできません。
実は、体の中はけっこう違うのです。
必要な栄養素の違い
わんちゃんは、キャットフードやねこちゃんの缶詰が大好きな子が多いです。
食べさせないようにしないと!と皆さん思っていると思います。
でも、何故ダメか知っていますか?
実は、わんちゃんとねこちゃんは必要な栄養素が違います。
なので、わんちゃんがキャットフードを食べると栄養バランスが取れなかったり、過剰摂取になるのです。
特に、塩分はドッグフードが10gあたり0.018gに対して、キャットフードは0.046gと約2.5倍も多く含まれています。
また、タンパク質も約1.5倍、脂質も約1.6倍も含まれています。
特に、塩分量は人間も犬も味が濃いものが好きなんだと納得できる数字ですが、だいぶ過剰です!
最後に
ねこちゃんたちのチョロチョロ食べにあわせて置き餌になりがちなので、わんちゃんがキャットフードの味を覚えると大変です。
うちも、最近きれいにごはんを食べてくれるなぁと思っていたら、わんちゃんがこっそり猫ちゃん部屋に忍び込んで食べていて、気づいた時にはだいぶ太ってました汗
ねこちゃんが毎日ドッグフードを食べるほどは害はないですが、引き続き頑張って対策しましょうね!
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ