獣医さんのコラム(122)獣医さんが解説する加齢問題!~歳をとるとかわっていくこと~

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんが解説する加齢問題!~歳をとるとかわっていくこと~

  身体の変化

  性格の変化

  ・いざというときの体力

 

 

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

夏はお年寄りにはつらい季節ですよね…

それはわんちゃんやねこちゃんも一緒です。

連日、暑さに対する話をしてきましたが、今日は少し加齢とともに変化していくことをおおくりしようと思います。

獣医さんが解説する加齢問題!~歳をとるとかわっていくこと~

身体の変化

人間も動物さんもお歳をとると身体が様々変化していくと思います。

その中でも特に出やすい変化もあったりします。

今日はそんな話をまとめてみたいと思います。

・被毛

わんちゃんは中年を過ぎると白髪が増えてきます。

特に黒い毛の子は、顔も真っ白になってきたりするので目立ちやすいです。

一方でねこちゃんは高齢期になってもわんちゃんほど白髪がめだたない子が多いので、高齢でもすごく若く見える子もいます。

・顔つき

わんちゃんもねこちゃんもお肉が落ちてきます。

だんだんと顔が骨ばってきて頬の骨が目立ってきます。

・体つき

身体もお肉が下に下がってきます。

背骨が目立つようになって、お腹がボテっとしてきます。

ねこちゃんは中年を過ぎた頃からお腹にお肉がぶら下がってくる子が多いです。

・足腰

弱ってきます。

わんちゃんは後ろ足が弱くなって、下腿が震えたり、滑る床だと後ろ足が広がってきて姿勢を維持できなくなる子もいます。

ねこちゃんは高いところに登れなくなってきます。

・生活

遊ばなくなって寝る時間が増えてきます。

眠りも深くなってきて、声をかけても起きないということもでてきます。

性格の変化

・わんちゃん

少し頑固になる子も多い印象があります(特に男の子)。

怒りっぽい子が穏やかになることもよくあります。

高齢になればなるほど全体的に反応が鈍くなってくることが多いです。

・ねこちゃん

頑固になる子もいますが、反対に昔より甘えたになる子もいます。

若い頃にはしなかったようなニャーゴニャーゴと大きい声で鳴くようになる子も。(甲状腺機能亢進症という病気も関連していることあり)

怒りっぽい子が穏やかになることもわんちゃん同様多いです。

高齢になればなるほど全体的に反応が鈍くなってくることが多いです。

いざというときの体力

1番大きいのは予備能力が下がってくることかなと思います。

例えば、手術が必要なような大きな病気になった時に差が出ることが多いです。

若いと命が危ない!というような状況でもなんとか頑張れることもありますが、お歳を取ればとるほど体が負けてしまいやすくなります。

暑さ、寒さに対する抵抗力も同じく下がってきます。

若いときは夏も冬も元気にしていた子が、暑さでなんとなく食欲が落ちたり、寒さに負けてしまって低体温になったりということもでてきます。

最後に

いかがだったでしょうか?

もちろん、子犬さんや子猫さんも可愛いのですが、お年寄りになった時のヨボヨボ感や角が取れていく感じ、ちょっと頑固になっている感じも独特の可愛さがあります。

世間的には子どもの頃をピックアップされがちですが、そんなお年寄り期も愛してあげてもらえたらと思います。

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

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