獣医さんのコラム(233)獣医さんが解説する一緒に飼うと危険?実際もトムとジュリーなの?

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんが解説する一緒に飼うと危険?実際もトムとジュリーなの?

  一番多い?犬と猫の組み合わせ一番多い?犬と猫の組み合わせ

  危険な組み合わせは?危険な組み合わせは?

  ・いわゆるトムとジュリーは存在するか?

 

 

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

動物病院ではやっぱり犬・猫を診る機会が一番多いのですが、ウサギやハムスター、小鳥などを飼われている方も多いです。

その中でも、異種で飼われている方もいらっしゃるので今回は異種飼いって?という話をしたいと思います。

獣医さんが解説する一緒に飼うと危険?実際もトムとジュリーなの?

一番多い?犬と猫の組み合わせ一番多い?犬と猫の組み合わせ

異種飼いで一番多いのはなんといっても犬と猫の組み合わせかなと思います。

この組み合わせで言えるのは、意外と問題なく過ごせることが多いというところだと思います。

犬・猫のイラストなどでは仲良く寄り添っているものを見かけたりしますが、実際のところは、そこまで仲良くなることはなかなかないかなと思います。

ポイントは、ねこちゃんがわんちゃんに干渉されずに過ごせるように、縦方向に逃げられる場所を用意しておくことです。

さらに、お迎えするときに片方が子どもだったりするとやっぱり関係性が上手く行きやすいと思いますが、相性の問題もあるので上手くいかない場合は棲み分けを考えてあげてもらえたらと思います。

ちなみに、我が家ではメスのねこちゃんがいる中で子犬を迎えたので、犬の方が猫を慕っていて猫はそんなに興味ないというような微妙な力関係があって、ときどき猫の方が後からきた犬を教育しているような様子もあったりしました。

危険な組み合わせは?

犬・猫の組み合わせの場合は、わんちゃんが高いところまで登って来れないというところもあり、比較的うまくまとまりやすかったですが、一方で危険な組み合わせもあります。

一番注意が必要なのが、猫とハムスター、猫と小鳥という組み合わせです。

ねこちゃんが、色々なところに登ったり、身軽に入り込めたりするので、分けて飼うのということに課題があるということもあるのですが、もう一つがねこちゃんがリビアヤマネコという種類から枝分かれした種で、野生の本能を残しているというところでもあります。

リビアヤマネコは、小型の哺乳類や小鳥を狩って捕食する習性があるため、今でもねこちゃんにとってはハムスターや小鳥などは本能を刺激する存在なのです。

しっかり、場所を分けて同時に飼うこともできますが、かなり気をつけて管理してもらう必要があることを覚えてもらえたらと思います。

いわゆるトムとジュリーは存在するか?

猫とネズミの追いかけっこで有名なトムとジュリーですが、ジュリーが賢いのでトムをいつもやりこめていますが、獣医さんとしてはこれはちょっと難しいなと思います。

というのは、ねこちゃんは遊び的な意味で動くものを追いかけ回すということも十分あるのですが、狩りのスタイルとしては、こっそり近づいてネズミが気づいた時には噛みつかれて狩られてしまっているというのが一般的なので、なかなか追いかけっこは成立しないかもしれないですね。

最後に

窓の外の小鳥を発見すると、どんなねこちゃんも瞳孔が細くなり精悍な顔を見せたりして、ねこちゃんの本能を感じます。

ちなみに、小動物側もねこちゃんがそばにいると本能的にストレスを感じるので、もし同時にお家の中に迎えないといけないというときはその点も気をつけてもらえたらと思います。

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

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