獣医さんのコラム(244)獣医さんが解説する最新の犬種ランキング!

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんが解説する最新の犬種ランキング!

  第4位〜第10位

  第3位

  第2位

  第1位

 

 

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

本日は動物保険のアニコムさんから発表された犬種ランキング(2025年1/1~12/31)を獣医さん視点で解説したいと思います。

ペットショップさんでお迎えしたときに保険に入られる方も多いので、少し偏りがある可能性がありますが、わんちゃんの場合、2024年の調査によると半数はペットショップ経由でお迎えされているためかなり実際の犬種数に近いのではないかと思います。

獣医さんが解説する最新の犬種ランキング!

第4位〜第10位

動物病院では安定に多い犬種がいます。

全体的にそんな犬種がしっかり入ってるなという印象のランキングでした!

早速見ていきましょう。

第4位はM.ダックスフンドで全体の6%を占めていました。
ここ最近は人気犬種といえばダックス、チワワ、T.プードルの3強だったのでこれはちょっと意外だったかもしれません。

この3犬種のうち、M.ダックスが一番はじめに流行した犬種なのでそれもあるのかな?と思ったりします。

第5位はポメラニアン、全体の5.6%でした。
ポメさんといえば、トリミングを受けているうちに毛が生えなくなってくるアロぺシアXが有名です。
ツルツルにならなくて薄毛ぐらいの軽い症状の子は意外とよくいたりします。

第6位は柴犬で全体の5.5%でした。
海外でもとっても人気な犬種です。
昔は柴犬といえば怒ってしまう子も多かったですが、最近は穏やかな子が増えた印象があります。

第7位はM.シュナウザーで全体の4.2%を占めていました。
M.シュナウザーも根強い人気犬種です。
筋肉質なので、特に男の子は力が強くてヤンチャな子も多いです。

第8位はフレンチブルドッグで全体の2.5%でした。
フレンチブルドッグは皮膚もお腹も弱くて、腰も弱いと実は弱点も多い犬種なのですが、それも魅力と言う人もいるほどの人気犬種です。

第9位はマルチーズで全体の2.3%でした。

マルチーズも昔からの人気です。
毛が伸びる犬種なので、頭の毛をてっぺんで可愛らしく結んでいる子も多いです。

第10位はカニーヘン・ダックスフンドで全体の2%です。

4位のM.ダックスフンドだけだと第5位のポメラニアンや第6位柴犬と僅差ですが、カニーヘンを入れると頭ひとつ抜けるので、確かにこれぐらいなのかもと思わせる順位です。
ちょっと小さめだなと思う子はカニーヘンのことも多いですが、傍目からはみんなM.ダックスフンドと思われていることも多いのかもしれないです。

第3位

第3位はチワワで全体の12.3%というこれまたダックスフンドを大きく引き離した結果でした。

実はダックスフンドの次に、CMのクーちゃんで大ブームになった犬種です。

一時のブームで終わらなかったのはやっぱり独特の魅力と一緒に暮らしやすいというところが大きいのだと思います。

チワワといえば水頭症と言われたこともあったのですが、最近ではほとんど見なくなりました。

身体は小さいけど、自分をしっかり持っている子が多い印象があります。

第2位

なんと最近ずっと不動の第1位だったT.プードルが2025年は第2位で全体の17.4%を占める結果になりました。

毛も抜けにくく、根本的に体が強い子が多いのがこのプードルさんです。
頭も良く、よく周りを見ている子が多いです。

トリミングが必要な犬種で、お手入れは必須なのでその点は大変ですが、いろいろなカットにして楽しめる犬種でもあります。

人気の理由も頷けますね。

第1位

T.プードルを抑えて第1位に輝いたのはMIX犬です。

これはいわゆる雑種というわけではなく、純血種同士をかけあわせたデザイナーズドッグがトレンドになっていることの現れだと思います。

代表的なところで言うと、マルプー(マルチーズ×プードル)やチワックス(チワワ×ダックス)、シュナプー(シュナウザー×プードル)などが有名です。

魅力はやっぱりお父さんとお母さんの良いところがMIXされていたり、うちの子だけというオリジナリティというところなのかもしれないですね。

獣医さん視点で言うと、警戒しないといけない病気の範囲は広くなりますが、逆に言うとその子によってはお父さんお母さんのどちらの犬種の頻発疾患もうまくカバーされて出にくいと可能性もあると思います。

最後に

MIX犬はまだ歴史が浅いので、病気の傾向が掴みきれていないというのが正直なところかもしれません。


爆発的なブームというわけではないのに、何年も不動だった犬種のランキングにこれだけ変化させたのはすごいことだと思います。

良いとこどりをして病気に強いというのがわかったら、さらに人気が出るかもしれませんね!

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

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