
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第60弾をおおくりしたいと思います。
前回、AIについてを番外編で書きましたが、今回はハイテク化したペットグッズの話をしたいと思います。
中には、獣医さんも唸ってしまうほど高機能のものもあり、良い時代になったな…としみじみ思うことも。
今回は、獣医さん的に良いなと思ったグッズとその機能についてをご紹介したいと思います。
獣医さんも感心するハイテクペットグッズ
世の中、便利になりましたよね。
その進化はペットグッズにも言えることで、たまに感動するものに出会ったりします。
そこで、私が感動したグッズと感動ポイントを書いてみようと思います。
①自動給餌器、給水機
昔から給餌器はあったのですが、最近のものはちょっと違います。
何が違うかというと、見守り機能やスマホで遠隔地からごはんをあげることができるようになったんです。
さらに、スマート給水機というものも発売されていて、最新のものだとAIで顔を認識して個別の飲水行動を記録できるものが出ています。
従来だと、多頭飼いだと個別の飲水量は把握が難しいことが多く、なかなか飲水量が増えているのか減っているのかをチェックすることが難しかったのですが、AIを利用することでどの子がどのくらいの回数、飲水しているかまでわかるようになったのが画期的だと感動しました。(ちなみ、さすがに何ml飲んでいるかまでは計算できないようです。)
②ペットカメラ
ペットカメラも以前からあるのですが、最近良いなと思ったのが、てんかん発作持ちの子の見守りです。
わんちゃんは、てんかん発作を比較的起こしやすい動物なので、発作を主訴に受診してもらっている子が意外と多かったりします。
ただ、どれくらい発作を起こしているかをお聞きしたときに、日中いないので見ている限りは…と付け加える方が多く、従来だと発作の回数の把握に課題がありました。
でも、最近の見守りカメラの中には、発作を起こしたり、何か異常な行動をしたときにスマホにお知らせをしてくれて動画をチェックできる機能があるものが発売されており、今まで課題だったお留守のときの発作の発生などの把握に画期的だなと思っています。
③GPS+行動記録
災害時やもしもの脱走などに備えてGPSつきの首輪も素晴らしいグッズだなと思っていました。
ただ最近では、さらに進化してGPSだけではなく心拍、呼吸数、体温や睡眠など生活の状況を把握できるものが発売されています。
いなくなるというのも非常事態ですが、高齢になって心臓や肺に問題が出る子も多いので、呼吸数の異常が常にモニターできるというのは心強いアイテムだと思います。
ちなみにその子の活動状況もモニターできるので、呼吸の観察で特に重要な安静時の呼吸数の異常をチェックし、知らせてくれる機能もあり、自宅で病気の子を診るための安心ツールの一つになっていくのではないかと思います。
こうして並べてみると、行動や状態チェックという面でハイテクグッズの台頭に獣医さんとして期待していることがわかりますね(笑)
やっぱり、ペットさんの医療では飼い主さまのお話が判断材料のキーになることが多いので、客観的なデータがあるとすごく判断しやすいということだと思います。
お家の子で不安な持病がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
ペットグッズは進化が早いので、私も飼い主さんにおしえてもらって知ることも多かったりします。
これからも進化は続いていくと思うので、うまく利用して、より健康に長く過ごせてくれるツールになればいいですよね!
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ