獣医さんのコラム(番外編45)獣医さんになってつくられる季節感

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんになってつくられる季節感

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

本日は、箸休め的番外編第45弾をおおくりしたいと思います。

冬が深まっていくと春が恋しくなってきますよね。

そして4月になると何はなくとも新学期という感じがしたりします。

他の職業でもあるかもしれませんが、学生のときに刷り込まれたイメージがいつの間にか仕事の年間スケジュールに合わせて塗り替えられてしまっていることってありませんか?

そんな獣医さんの季節感のイメージの変化が今日の話です。

獣医さんになってつくられる季節感

なんとなく4月になると新学期というイメージが刷り込まれていて、桜が咲き出して暖かくなってくるとちょっと気分が上がったりしますよね?

4月になるとG.Wに向けて気分を新たに頑張って、G.W過ぎるとちょっと憂鬱になったりするのもあるあるかなと思います。

私も獣医さんになるまでや、なりたての頃は、そんな気分になっていたような気がします。

ただ、何年も獣医さんをしているうちに、動物病院の年間スケジュールに染まってしまって、今では4月はとにかくバタバタしていて、気づかぬうちに桜が咲いていて、そして散っている…というイメージで、5月は引き続きバタバタしているので憂鬱になっている暇がなく走り回っていて記憶がないというイメージです。

というのは、動物病院は4~5月が繁忙期なんです。。

わんちゃんと暮らしている方はご存知だと思うのですが、わんちゃんの予防がさまざまある中で、唯一予防時期ががっちり決まっているフィラリア予防という予防があるのですが、これが大体4~5月に血液検査で来院してもらって、薬を処方するので、まさにその時期は目が回る時期です。

しかも、予防とは別に手術や病気の子の診察があったり、新卒のスタッフさんが入ってきたりと一番バタバタします。

そしてフィラリア予防の繁忙期が終わると、晴々とした達成感があったりします。

でも、やっと繁忙期が終わったと思ったら、走り切った分、何かと事件が起こりがちなので、結局あたふたしながら夏に突入しているのが毎年のイメージかもしれませんね。

そして、毎年そんな生活をしているうちに、新学期のワクワク感やG.W明けの憂鬱感とは無縁になってしまった感があるかもしれません。。

でも、逆に良いこと(?)もあって、他の職業の方は2月あたりは寒いし、暗いし憂鬱で春が待ち遠しい季節だと思うのですが、私たち獣医さん的には、2月は1月の新年明けのバタバタも落ち着いて、3月後半あたりから始まる繁忙期までの谷間の時期なので、ちょっと一息平和な時期というイメージがあります。

寒くても病院が平和だと幸せを感じたりします。

ただし、これもその年の患者さんにもよってくるので、たまたま2月に重症の患者さんが立て込んだりすると、おかしいな…平和な時期のはずなのに…となんとなく悲しい気分になったりすることもあったりなかったり…

兎も角も、こんな感じの季節感が全国の獣医さんには刷り込まれていると思ってもらって大きな間違いはないと思います。

最後に

人は忙しいと記憶をなくすって本当にあるんだ…と繁忙期にはじめて知ったのは良い思い出です。

そして、アドレナリンが出ているってこういうことっていうのもはじめて知ったのは働き出してからのことに思います。

そう思うと面白い職業だなとしみじみ思います笑

それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

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