
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第52弾をおおくりしたいと思います。
3月もいよいよ下旬になって、今年度から動物病院に就職する新人獣医さんたちは引っ越しに卒業旅行に大忙しな頃だと思います。
そこで、今回は私が卒業したての頃に緊張したなと思い出すことを語っていきたいと思います。
いよいよ新学年!新人獣医さんが緊張する瞬間!
新人時代と考えるともう十何年前!になるので、今ピカピカの獣医さんを見ると眩しく感じます。
今から何にでもなれていいなぁと思う反面、その頃に戻れるなら戻りたいかと聞かれると未熟な自分が恥ずかしくなるので戻りたくないかもと答えてしまうかもしれません。
何が恥ずかしいかというと、技術もまだないのに自分ができるつもりになっていたというか…知ったつもりになっていたというか…
皆さんも、思い返してみるとそんな経験はないでしょうか?
若さゆえとはいえ、ぜひ戻れるなら今の記憶を持ったまま戻らせてくださいとお願いしたいものです。。
さて、そんなこんなで若くて無鉄砲なりに頑張って生きていた当時の私なのですが、その中でも緊張する瞬間というのがあったわけです。
結構みんな同じ経験があるんじゃないかと思うので、今日はそんな瞬間を何個かピックアップしたいと思います。
①採血ができない!!留置が入らない!!
あるあるですよね。
こんなに立派な血管があるのになんで血が取れないんだ…と嘆いたことが実は何回もあります。
もちろん、センスの問題もあるのですが、ホルモン周期なのかなんなのかどうしても血管がきまらない日というのがあったりするんですよ。。
今であれば、ちょっと失敗したぐらいで済むのですが、新人時代はまぁきまらないきまらない…
看護師さんや飼い主さんの白い目に冷や汗をかいた記憶があります。
(何回も刺してしまったわんちゃん、ねこちゃんには本当に申し訳ない…)
ちなみに、病院によっては飼い主さんの前で採血するところもあるので、本当に緊張します。。
なので、自分は人間の病院で採血に不慣れな研修医さんにあたったときは針が刺されるところをなるべく見ないように(←見ないと結構怖いです。)、失敗しても嫌な顔をしないように心がけています(笑)
②思わぬ質問に固まる。。
よしよし上手く説明できたぞと思ったら、飼い主さんから思わぬ質問がきて…というのも緊張の瞬間だった記憶があります。
新人すぎると、その質問が答えられて当然のものなのか、わからなくてもいいものなのかも判断できないので、どうしようってなるんですよね…
自分の経験が足りないと、どうしても力不足なのを悟られちゃダメだ!という心理が働くもので、何か答えたとしてもその回答でよかったのかetc、地味に後からも考えちゃったりしてました。
飼い主さんからしたら、平静を装って答えているつもりが、バレバレなのでしょうか?
今でも気になってます(笑)
今になると、わからないことはわからないと言った方がいいと思うし、経験が足りなくてもその分その子のために一生懸命に頑張りますという方が飼い主さん的にもいいんじゃないかと思ったりするんですが、そのときは妙なプライドが邪魔してなかなかそんな風に振る舞えないもんだなと思います。
③外で声をかけられて焦る
今だと、病院の外で会うとちょっと嬉しくなったりしますが、新人の頃はなかなかそう思えなかったかもしれないです。
(今もスッピンで気が抜けたときにバッタリ会うと恥ずかしくて隠れたくなりますが…)
なんというか、新人でも一応獣医さんで『先生』という仕事の人格とプライベートの20代の若造の人格が釣り合ってなかったというか、外で会うとどんな風に対応したらいいか戸惑っていた気がします。
なので、うしろから「あっ先生」みたいな声が聞こえると一気に緊張が走ってました汗
獣医さんとしての私は、30代、40代、50代etcの人と対等に話せるけど、プライベートの若造の私だとどう話したらいいかわからないみたいな感じでしょうか?
若いですよね(笑)
一言で言えば、ただの人見知りなんですが、歳をとると今更人見知りなんで…と言えなくなるというか、それなりの対人スキルを歳なりに身につけていくというか、まぁとにかく若かったということですね(苦笑)
ただの、思い出話になってしまいましたが、共感できることはあったでしょうか?
どの職業でも新人さんってこんな感じじゃないかなと思いながら書いてみたので、わかるかもと思ってもらえたらとても嬉しいです。
最後に
何はともあれ、獣医さんでもそうじゃなくても新社会人の方の新たな門出がやりがいのあるものになることを心から応援しています!
つらいこともいっぱいあると思いますが、それも今思うといい経験だったなと思うので挫けず頑張りましょう!
⇧書いていて、自分が若い頃にこう言われた気持ちがわかるなぁとしみじみ思いました(笑)
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ