
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第54弾をおおくりしたいと思います。
先週は獣医さんが意外と不健康という話をしましたが、身体と心は別!ということで今日は獣医さんのメンタル事情についての話をしたいと思います。
最近はメンタルヘルスが注目されていますよね。
周りでちょくちょくメンタルが…という話を聞いたりします。
さて獣医さんの場合はどうでしょうか?
ぜひ読んでみてください!
獣医さんのメンタル事情
みなさん、獣医さんのメンタルってどんなイメージがありますか?
職業柄、亡くなったりする子もいてメンタルをやられそうな感じ?
それとも、鋼のメンタルを持っていそうなイメージでしょうか?
実際に獣医さんをしている身からすると、『鋼のメンタル』というのが正解かなと思います。
特に、ベテラン院長勢は鋼どころかダイヤモンド並みのメンタルでまちがいないです(笑)
じゃあ、獣医さんはそもそもメンタルに自信がある人が多いかというとそういうわけでもありません。
獣医業界でも「病む」という言葉が浸透するにつれて、獣医学生や若い獣医さんがメンタルをやられてという話もよく聞きます。
ただ、会社などとはちょっと違うのが、中堅の人が管理職になってメンタルに支障をきたすという感じの病み方はしないという点かなと思っています。
職業柄、1~2年くらいで自分の患者さんを持ち出し、手術もするようになり、それとともに自分の裁量で診療できる範囲が増えていくことが多いです。
大体、メンタルに負担がかかるポイントが治療のプレッシャーや飼い主さんや病院内の人間関係という場合が多いので、メンタルに負荷がかかり出すのがそもそも早いのではと思います。
要は、病む人は早いうちから病むことが多いので、臨床獣医師として残らず辞めていってしまうという感じです。
その結果、比較的メンタルが強い人たちが生き残っていくのだと思います。
そして、さらにベテラン院長クラスになるとそもそもメンタルなんていう言葉が生まれる前から獣医業をやっていて酸いも甘いも噛み分けた人たちしか残っていないので、さらにメンタル強者ばかりになっていって、まさに鋼ならぬダイヤモンドのメンタルを持った人たちばかりが残るといった具合です。
最近思うのが、身体とメンタルはつながっているので、やっぱり何十年も一線で活躍する体力のある上の世代の人たちは最強なのかもしれないということです。
私たちの世代は、今の世代に比べたら上下関係も含めて少し厳しく言われたりもしたかもしれませんが、まだまだぬるく育った世代なのでやっぱり敵わないなぁと思います。
最後に
診療をしていると治療する側も体力と気力勝負ということもあるので、メンタルが安定しているって大切ですよね。
私もそんなにメンタルが強い方ではないので、ダイアモンドのメンタルに憧れています(笑)
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ