
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第58弾をおおくりしたいと思います。
前回の番外編では、動物病院業界の最近の事情をお話ししましたが、今回はペットツーリズム界隈の話をしたいと思います。
獣医療とは少し分野が違うのですが、旅行者の受診など無関係ではないので動向をチェックしている中で最近感じる変化をちょっとだけご紹介したいと思います。
「ペットと一緒に」が増加中の最新事情
実は、コロナ禍を経てペットと一緒にという需要が爆増しているのはご存知でしょうか?
古くから、ペットと泊まれる宿というのはありましたが、ここ最近、右肩上がりで増えているようで、旅行者の方が病院に来られる機会も増えたように感じています。
どうもこれには、コロナ禍からのライフスタイルのチェンジが大きく影響しているようです。
というのも、自粛やリモートワークを機にペットを飼い始める方が増えたことや、家で仕事をするというライフスタイルの変化でペットと過ごす時間が増えたことが大きいようで、コロナが終息して旅行に行く時もペットも一緒に連れて行きたいという需要が高まったと言われています。
ちなみに、昔のペット同伴ホテルといえばワクチンの証明書と狂犬病接種証明書、ノミダニ予防が必須で、しかもベットの上には上がれないというルールがあるところが多かったのですが、最近では事情があってワクチンを打っていない場合でも臨機応変に宿泊可能としていたり、ペットと一緒に寝るのもOKというホテルも増えてきています。
ホテル業界も進化していますね!
そして宿泊の他にもなんと、わんちゃんと一緒にバスツアーに回れるようなパッケージや、限定企画にはなりますが新幹線を貸切にしてわんちゃんと一緒に座席に座って東京ー大阪間を移動できるようなプランも登場しています。
さらに、今までペットは貨物預けになってしまっていた飛行機での移動も、スターフライヤーでは2022年から国内線の一部で座席で一緒に飛行機に乗れる「Fly with pet」というサービスを開始しています。
今のところは、ケージの中に入れての移動なので小型犬サイズまでのようですが、一歩先をいく海外では大型犬もOK、さらにケージに入れずに座席に座って一緒に移動できる航空サービスも始まっています。
現状では検疫の問題で海外旅行をペットと一緒にというのは現実的に難しいのですが、海外のように今後、国内線でペット同伴可能なところが増えていくかもしれません。
私が獣医になった15年前にはこんなサービスは全くなかったので、今後10年後20年後が本当に楽しみです!
最後に
ペット同伴のホテルも進化が著しいですが、動物さんを預けるペットホテルも昔と比べると、お部屋の大きさが選べたり、ドッグランがついていたりとかなりかわってきたなぁと思います。
中には、ケージの中ではなくお部屋の中を自由に過ごせるホテルもあったりと、これも昔はなかなかなかった施設だと思います。
本当に今後の発展が楽しみです!
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ