
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ
こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
本日は、箸休め的番外編第61弾をおおくりしたいと思います。
医療系ドラマって人気ですよね。
個人的に実際現場で働くお医者さんはそのドラマをどう思っているのかな?と思ったりします。
逆にもしかしたら、飼い主さんからしたら獣医さんは獣医ものをどう思ってみているのかな?と思われているかもしれません。
そこで今日は獣医さんが何を思っているかを書いてみたいと思います。
獣医さん自身は獣医ものの話をどう思ってる?
全ての獣医さんがそう思っていると言い切るのは烏滸がましいのですが、少なくとも私の周りの獣医さんは獣医ものの話が放送されていたら比較的同じ意見を言っていることが多いです。(一応ちょっと見てみる人が多い気がします。)
何かというと、「獣医ものは見れない…」という感じでしょうか?
私なりにいうと、恥ずかしくなって見続けられないというのも正直な話かもしれません。
私も医療ものは昔から好きでよく見たり、読んだりするのですが、医療ものにはあまりそういったことは感じないことが多いです。
それは、自分の専門分野が違うということもあると思うのですが、医療ものの方がリアリティや物語として納得感があるからかなと思います。
物語の作り手に医療関係者や元医療関係者が入っているから、よりリアリティがあるものができるのかもしれませんが、どうもペットが絡むと物語に理想像を求めすぎてリアリティや納得感が欠けてしまう傾向にあるような気がします。
なんとも表現しにくいのですが、出てくる獣医さんもいわゆる人が思い浮かべる優しくて動物が好きで情熱に溢れる動物のお医者さんというキャラ設定が多かったり、飼い主さんも出てくるペットもみんな良い人で、お話自体もポジティブな道徳的な要素が強いものが多いように感じたりします。
まぁ動物のお医者さんがドロドロしていたら嫌ですものね…
気持ちはとってもわかります。
でも、人の医療ドラマのようにいろんなキャラクターのお医者さんがいたり、病院で起こる物語の中に愛憎や葛藤があったりした方が話に深みが出て、お話の世界に没入できるような気もします。
なので、獣医ものは見ているとなんとも小っ恥ずかしくなってしまって、正直いうと医療ものは見ますが、獣医療ものはついつい避けてしまっています(汗)
なんというか、現場はもっと人間くさいし、ドロドロしていることも結構ありますよと思ってしまうんですね(笑)
あまりにも、理想像が強すぎるので、ひょっとしたら動物医療関係者がドロドロ動物病院ものを書こうとしても、見る側がそんなものは見たくない!動物のお医者さんはこうあってほしいということで、こっそり闇に葬られていますと言われても信じてしまうかもしれません(笑)
獣医もののお話制作に詳しい方はぜひ真偽のほどをおしえていただきたいものです。。
最後に
実際に、獣医さんも看護師さんも結構良い人が多いし、動物が好きで、優しい人が多いと思います。
正確に分析するなら、獣医さんが持ち上げられ過ぎている話が多くて、あるのかもしれませんね。
私はリアリティを追求した動物病院ものをぜひ見てみたいです!
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

執筆者
2010年 北里大学獣医学部卒業
大阪、東北の動物病院を経て、
2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医
2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務
2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ