獣医さんのコラム(249)獣医さんが解説するなんか臭いと思ったらチェックする場所3選

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんが解説するなんか臭いと思ったらチェックする場所3選

  歯周病臭

  肛門腺臭

  耳漏臭

 

 

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

本日は病気のサインの話をしたいと思います。

今回は『臭い』にスポットライトを当てたお話です。

わんちゃんは普段通り元気にしていても、実は異常があったりということもあります。

その一つのサインが臭いなのです。

今回はいつもと違う臭いがするときに特にチェックしてほしい場所を3つ取り上げてみました。

獣医さんが解説するなんか臭いと思ったらチェックする場所3選

歯周病臭

まず一つ目は、圧倒的に『お口』です。

気にされている方も多いと思います。

どうしても見やすい前の方の歯が目につくことも多いと思いますが、臭いの元になりやすいのは奥歯の方です。

なぜなら、前歯は根が浅いので少し歯肉炎がひどくなると抜けてしまうことも多いからです。

それと比較して、奥歯は根がしっかりしているので、歯石がついてかなりひどい状態になっていても抜けずに残って臭いが出ていることがよくあります。

人によって表現は違いますが、ひどくなると掃除をサボった金魚鉢のような独特の臭いがします。

肛門腺臭

トリミングサロンに通っている子たちは、毎回肛門腺は絞ってもらっているので大丈夫なことが多いのですが、お家でシャンプーしている子たちは要注意です。

何かの瞬間に、なんというか鉄っぽい独特な臭いがぷぅーんとしたら、お尻の周りを臭ってみてください。

ん?と思ったのと同じような臭いがお尻からしている場合は、肛門腺がたまってパンパンになっている可能性があります。

わんちゃんの肛門の周りには肛門腺という液体が溜まる袋がついているのですが、絞らないとパンパンに溜まっていることがよくあります。

そのままにしておくと、破裂したりすることもあるのでまずは病院に行って絞ってもらいましょう。

お家でもできるのでやり方をレクチャーしてもらうのもいいと思います!


耳漏臭

最後は、『耳』です。

わんちゃんに外耳炎はつきものなのですが、特に垂れ耳の子は気づいたら耳がドロドロになっていることがあります。

臭いは表現するなら感染臭といったところなのですが、要は膿の臭いがします。

原因が、細菌なので大して気にしている様子もなかったのに急速に感染が進んで気づいたら耳の中から膿が出ていたということもよくあります。

顔の周りがなんだか臭いという場合は、耳をめくってぜひチェックしてくださいね。

最後に

ちなみに、耳漏になると耳が腫れるのでかなり痛いです。

治療のときにする耳洗浄もかなり痛みを伴うので、それがトラウマになって耳を触らしてくれなくなることもあったりします。

垂れ耳の子は、お散歩終わりに身体を拭くタイミングでお耳をチェックする習慣をつけてもらうのもおすすめです。

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

当サービスのご利用にあたって

オンライン相談では、

診断をつけたり、

お薬を処方することは

できません。

動物たちのより良い生活や

より良い医療のための

サービスであることを

ご理解ください。

サービスのご案内 service
獣医師紹介 doctor
サービスのご案内 service
獣医師紹介 doctor