
もくじ
1. ごあいさつ
3.最後に
ごあいさつ

こんにちは。
オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。
皆さんは少し前に爆発的に話題になったAIMを覚えていらっしゃるでしょうか?
その後、開発者の宮崎先生がAIM医学研究所を立ち上げたり、AIMというフードやサプリが発売されたりしていました。
そして、とうとう2026年の4/24に、AIM薬が猫の慢性腎不全の治療薬として商品名:FeliAIM(フェリアイム)として製造販売承認申請したことが発表されました。
同時に有効性を示すためのデータも出ており、今日はそのデータも踏まえて、慢性腎不全にどれくらいの効果が期待されているのかといった話をしたいと思います。
獣医さんが解説する猫の慢性腎不全の希望の星AIM

AIMとは?
AIMとは一言でいうと、身体の中のゴミを掃除する役割のタンパクです。
もう少し詳しくいうと、身体の中にはゴミを食べてくれる掃除機の役割をするマクロファージという細胞がいます。
このマクロファージは、掃除をする能力は優れているのですが、どれがゴミかということは他の人におしえてもらわないとわからないという性質を持っています。
AIMは血中のゴミを発見し、そのゴミにひっつくことでこのマクロファージにお掃除の指令を出すという役割があります。
ねこちゃんは、年齢を重ねると腎臓が必ず悪くなるといっても過言でない生き物です。
それにはこのAIMがかかわっており、うまく機能しない結果、お掃除されなかったゴミは、身体のゴミ処理場である腎臓にたまってしまい腎不全が起こると言われています。