獣医さんのコラム(275)獣医さんが解説する犬・猫って音楽をわかってる?

もくじ

1. ごあいさつ

2.獣医さんが解説する犬・猫って音楽をわかってる?

  人に欠かせない音楽、犬・猫は?

  わんちゃんの場合

  ねこちゃんの場合

 

 

3.最後に

ごあいさつ

こんにちは。

オンラインどうぶつ病院Talkvets獣医師の前田です。

本日は動物の豆知識シリーズをおおくりしたいと思います。

テーマは『音楽』です。

人の生活の中で音楽は欠かせないものですよね?

では、犬や猫は人間の音楽をどう思っているのでしょうか?

そんな話をしたいと思います。

獣医さんが解説する犬・猫って音楽をわかってる?

人に欠かせない音楽、犬・猫は?人に欠かせない音楽、犬・猫は?

人の生活で音楽は欠かせないものです。

歴史を掘り返してみると、どうやら4万年前にはもう動物の骨を加工した笛があったようです。

楽器という証拠があるのが4万年前なので、歌や手拍子も含めると4万年前ではきかなぐらい前から生活と共に音楽があったのだと思います。

一方でわんちゃんやねこちゃんはと言うと、吠えたり、鳴いたりはしていても自発的にリズムを取ったり、歌を歌うと言うようなことはありません。

では、人間の側で暮らしていて彼らは人の音楽をどう感じているのでしょうか?

今日はそんな話をしたいと思います。

わんちゃんの場合

わんちゃんと音楽に関することでまずベースになるのは、わんちゃんは基本的に静寂を好む傾向があるということです。

これは、音楽で言い換えると音が大きい音楽はあまり好まない子が多いとも言えると思います。

では、静かな音楽の代表格とも言えるクラッシック音楽やリラックス系の音楽はどうかと言うと、これに関してはわんちゃんにもリラックス効果があることがわかっています。

ある研究によると、保護施設などで優しい音楽をかけることで横になる時間が増えてや吠える回数が減ったという結果が出ています。

他にも、わんちゃんは飼い主さんが聞いている音楽をやや好むという傾向もあり、これは裏を返すと音楽を聴いて覚えているということでもあるかなと思います。

実は一緒に音楽を聴いているのかもと思うとなんだか嬉しいですよね。

ねこちゃんの場合

一方でねこちゃんの場合は、わんちゃんとは少し違って、クラッシック音楽など人間の聴いている音楽にはあまり関心を示さないことがわかっています。

では、ねこちゃんは音楽には興味がないのかというとそういうわけではありません。

ねこちゃんは、自分たちがリラックスしたときに出すゴロゴロという音に近い周波数の音で作った猫専用の音楽をかけると、音源に近づいて行ったり、頭を擦り付けたり、自分もゴロゴロ音を出したりといった反応をすることがわかっています。

つまり、わんちゃんより興味を示す音に特徴があるとも言えると思います。

そういうところも猫!という感じがして納得感がありませんか?

最後に

どうだったでしょうか?

今日は、人間より広い周波数を聞き取る能力や遠いところの音まで聞くことのできるわんちゃんとねこちゃんにとって人の音楽ってどう思っているだろうをテーマでコラムを書いてみました。

ひょっとしたら、わんちゃんやねこちゃんの中にはこの歌がかかるといつも反応するという子もいるかもしれません。

まだまだわかっていないことも多いので、その子がなんでその曲に反応するかを調べると面白い事実が見つかるかもしれませんね。

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

執筆者

2010年 北里大学獣医学部卒業

大阪、東北の動物病院を経て、

2015年~2016年 北里大学附属小動物医療センター研修医

2016年~2024年 大阪市内の動物病院の開業業務にたずさわり、院長として勤務

2024年 オンラインどうぶつ病院Talkvets立ち上げ

当サービスのご利用にあたって

オンライン相談では、

診断をつけたり、

お薬を処方することは

できません。

動物たちのより良い生活や

より良い医療のための

サービスであることを

ご理解ください。

サービスのご案内 service
獣医師紹介 doctor
サービスのご案内 service
獣医師紹介 doctor